« 2008年5月 | トップページ | 2008年7月 »

2008年5月17~18日 草津白根山

今年4回目の山行は、一泊2日で草津白根山に出向きました。今回の参加者は21(内女性5)でした。

そして今回は初めてマイクロバスをチャーターし楽しいバス旅行にもなりました。

1日目(517())

午前7時、JR横浜駅西口をマイクロバスにて出発。首都高速道路、外環道、関越自動車道を通り、午前1140分、白根火山駐車場に到着。

バスに荷物を置いたまま、まずは、お決まりの「湯釜」を見学。

010101

12時、レストハウス前広場で昼食。きのこ汁(400)がとても美味しかったです。

昼食を済ませ、出発準備。この日のコースは、白根火山⇒芳ヶ平湿原⇒大平湿原⇒大池⇒穴地獄⇒奥草津休暇村(宿泊先)までの、標高差約1000mの下り約4時間のコース。下りのみだと膝に負担がかかるので、ゆっくり進むことにする。

1235分、バスは宿泊先の奥草津休暇村に回ってもらい、白根火山レストハウスを出発。周囲はまだ残雪が多い。芳ヶ平湿原までは約50分のコース。遊歩道以外は、「硫化水素発生区域」により立入禁止。

0103 0104 0105

途中から見えた芳ヶ平ヒュッテ、スイスの高原のようで全員感嘆の声を上げる。

0106_01

芳ヶ平ヒュッテで、休暇村間でのコース状況について情報を入手。やっぱり残雪が多く数日前にも行くが降ったようだ。全員の装備を再度確認し、1335分、芳ヶ平ヒュッテを後にした。

010701

途中、やはり残雪が多く、コースを探しながら進んでいく。

この日の最大の難所は大平湿原手前の沢渡りである。夏場は子供でも気軽に渡れる程度だが、雪解け水により増水しているが、全員協力して難なくクリアできた。

01071

大平湿原、1415分到着。5分程度の休憩を取って出発。振り返ると、横手山方面の山々が見守ってくれていた。

0108

15時、神秘的な「大池」に到着。ここでは、カエルの歓迎を受けた。ついでにカエルの卵も拝見させていただいた。

010901 0110

1535分、「穴地獄」に到着。強酸性の水辺に生息する苔(チャツボミゴケ)の鮮やかな緑色と、昔は鉄山であった名残を見学しながら、1610分、無事、休暇村に到着した。

011102 011201

011301 011402

0115 0116

01161_2 011702

夕食のバーベキューを堪能したあと、山荘3棟の別れ床についた。

2日目(518())

朝6時、3名が前日下ったコースを登ることとなり出発。

残り18名は朝食後バスにて、再度、白根火山に向かった。

この日のコースは、白根火山⇒本白根展望所⇒鏡池⇒白根火山の周回コース。夏場の時間は約2時間40分である。

バスは白根火山駐車場で待機していただく。運転手には12時半頃に戻ると伝えた。

Photo

10時、白根火山駐車場を出発して間もなく、なんと、朝6時に出発した3人の姿が遠くに見えた。前日、標高差約1000m、約3時間半かけて下ったコースを4時間で登ってきたのだ。3名の内二人は70歳を過ぎている。これには驚いた。ともあれ、ここで合流し、全員揃っての周回コースに向かった。

本白根山展望所までは、残雪の中の雪中行軍ではあったが、トレースもはっきりしており、1125分、難なく到着。ガイドのコースタイム通りである。

020101

展望所付近は雪もなく、曇ってはいたが素晴らしい景観を楽しむことが出来た。

0202 020302

10分ほど休憩した後、鏡池方面へと向かったが、右手に鏡池が見えた頃から急に雪が多くなった。北斜面に入ったのだ。鏡池と別れを告げる分岐で21名の体制を整えるべく休憩をしていると、これから向かう方向から、若い男女二人のパーティーがやってきた。話を聞くと、雪のため途中で道が分からなくなり戻ってきたとのこと。一緒に行くことにした。23名のパーティーとなった。

道が分からなくなったという地点に来たら、確かに足跡は何もない。こちらのチームもこの道をあるいた者はいなかったが、リーダーが持っている1/25000の地形図が活躍した。地形図に記されている道と等高線、そして周囲の様子(道はあるであろう林が切り開かれている場所)とを確認しながら、雪中行軍が続いた。霧も出てきて、周囲の様子も分からなくなった。

020402_2  020503_2

地図上では、あと2300mで、ロープウェイ山頂駅に着くはずだが、何も見えない。みんな不安になってきたとき、一瞬、霧が晴れた。目の前に山頂駅があった。歓声が上がった。

予定時間より1時間20分遅れて駐車場に到着。

その後、昼食を摂り1420分草津白根山に別れを告げ、全員無事帰宅した。因みに、横浜に到着したのは1935分である。

今回の山行は、素晴らしい景観を楽しみ、雪中行軍を経験するなど色々あったが、良い経験をしました。また、国土地理院NJ-54-36-5-3「上野草津」の地図に感謝いたします。

| | コメント (1) | トラックバック (0)

2008年5月 残雪の白馬岳山行(番外編)

200851日~2日、オレンジ会のメンバーであるKIYOさん、ICHIさん、SUGIさんの三人が、白馬岳に行ってきました。SUGIさんから報告が届きましたので掲載します。

51

430日から51日に日付が変わった0:30、横浜を車で出発。世間ではガソリン税の復活のニュースが流れ、ガソリンスタンドも早々と値上げの価格を表示している(レギュラー:156円)。中央道相模湖インターから長野道へと入る。豊科のインターで高速道路を降り一般道を走る。途中のCVSで食料を購入し、やがて大町の町に入る。

朝日が少しずつ差してきて、残雪の山並みを照らしている。この景色を見ているだけでも来た甲斐があると思えるくらいの美しさである。道路沿いには遅咲きの桜も咲いている。

01

550分に猿倉着。荷物の整理をした後、猿倉荘に登山届けを提出して出発したのが7:00。山荘のすぐ上から道には残雪がある。シャーベット状の雪なので特にアイゼンは着けず、ストックのみを使って登っていく。

最初は緩やかな傾斜が続き、8:20に白馬尻に到着。あたりは雪に覆われ、小屋が見えることはない。この白馬尻から傾斜がきつくなってくる。左右の斜面には雪崩の後も見られ、また歩いている間も雪が流れ落ちる音が小さく聞こえる。

02

急傾斜が前方に現れ、これを登りきれば一息つくのではないかと思い、登り続けていく。しかし登りきったところは岩室跡であり(12:20)、まだ登りが続いている。

03

このあたりで精神的にもやや疲れが出てくる。その疲れを何とか振り切り、歩を進める。やがて村営白馬荘が見え、そこに着くと目指す白馬山荘も見えてくる。

04

最後の力を振り絞り白馬山荘に到着したのが14:30

午後になって曇りはじめ、山荘近くは風もやや強く、この日は山頂を目指すことを見送る。結局この日は最後までアイゼンを着けずに歩くことができた。山荘の受付をすると平日ということもあり、まだ宿泊客は少ないようで(10人強)、「小雪渓」という6畳の部屋を3人で使うことができた(53日からは多くなるらしい)。

部屋に入ってまずビールで乾杯し、“反省会”を始める。その後ひと眠りし、起きてから夕食。ただし今回は小屋の食事ではなく、自炊。白飯(アルファ化米)をお湯で戻し、それにレトルトのカレーをかけたものとカップ麺で腹を満たし、再度部屋で“反省会”。20:30に消灯ということだったので、この時間にあわせて我々も眠ることにした。ICHIさんには眠らず車を運転していただき、お疲れ様でした。

52

 4:30起床。最初はガスがかかっていたが、陽が昇るにつれてガスも晴れてきた。

布団を片付けた後、レトルトのおかゆとみそ汁で朝食。荷造りを済ませた後、空身で白馬岳山頂を目指して出発(6:00)。

小屋に宿泊していた人は6:00から朝食ということで、一足先に出発することができた。自炊するには多少の荷物が増えるが、宿泊代を安く済ませることができることに加え、行動の自由度が広がることを実感する。

地面は早朝ということもあり、前日と違って固く凍っており、アイゼンを効かせて登っていく。約20分で登頂。

0501

0602

山頂からは雪倉、小蓮華、杓子、鹿島槍はもちろん、遠く剣、槍穂高まで見渡せるすばらしい景色である。いつまでも見ていたい景色だったがその景色に別れを告げ、下り始める。

07

08

7:30に山荘を出発し、下りの雪道を快調に進んでいく。8:10には岩室跡に到着。スキーヤー達がそこでテントを張って宿泊していたようだ。

そこから急斜面を一気に下っていき、途中シリセードもしながらどんどん下っていく。そして白馬尻に着いたのが9:10、そして最終猿倉には10:10に着くことができた。

09

山荘を出発してから3時間かかっておらず、順調な下山であった。猿倉荘前ならびに駐車場の車が前日よりも増えている。そこから車を走らせ、八方温泉の「第一郷(さと)の湯」で入浴。

10

今日も平日ということで、入浴しているのは我々だけであった。その後、ファミリーレストランで昼食をとり、来た道と逆コースで帰路についた。途中特に渋滞もなかったが、東京に近づくにつれ雨が降り始め、高速を下りてからの一般道が混雑していた。

KIYOさんの自宅に着いたのが17:30、その後、私の家まで送っていただき、19:00に帰宅。ICHIさん、2日間の運転お疲れ様でした、そしてありがとうございました。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年ゴールデンウィークのゆったり涸沢(番外編)

オレンジ会の仲間、KENさんが、このゴールデンウィークに家族で上高地・涸沢方面に行ってきました。ご本人から報告が届きましたので掲載します。

平成20年4月26日(土)~29日(火) メンバー  3人(KOZUさん、HISAさん、KENさん)

4月26日(土) 上高地からは、小雨の中 徳沢園まで

(新宿⇒松本⇒新島々⇒上高地⇒(徒歩)⇒徳沢園(泊))

新島々からのバスは夏、秋の季節とは異なり約1Hrの乗車で上高地に到着した。

001

上高地で持参した昼食をとり、宿泊先の徳沢園へ上高地に到着した旨連絡後、合羽、傘をさして徳沢園へ出発。明神までは観光客が多く見かけられたが、明神以降は見かける人も少ない。平坦な道を約2時間歩いて徳沢園に15時頃到着。

002

徳沢園の部屋は相部屋を予約、2段ベッドの上段で3人用に仕切られている部屋(綺麗)

風呂が入れるとの事で、早速一番風呂を頂いた後にホットコ-ヒ-を談話室で頂く。

夕食は予想しなかったステ-キが出されて大満足(本日が営業初日なのでサ-ビスかな? と尋ねたら相部屋はステ-キ、個室は春野草のてんぷらとの事。昨年は個室だったが?)

4月27日(日) 晴天

徳沢園⇒(徒歩)⇒横尾⇒(徒歩)⇒本谷橋⇒(徒歩)⇒涸沢ヒュッテ(泊)

徳沢園の朝食を戴き8時過ぎに出発(出発の際、本日又は明日宿泊するかも?と話しておく)。

横尾までの道は、途中から整地された河原の工事用道路を歩いて楽々。

003

本谷橋から涸沢までは、夏道の急な登り道は見当たらず横尾谷から涸沢まで雪の沢道を軽アイゼン装着後ゆっくり歩いて行く。涸沢のとっつきでデブリ混じりの場所にシートを広げてピクニック気分でカップラ-メン、コ-ヒ-を入れゆったり昼食。後で思うと、デブリが多い箇所は雪崩発生で危ない場所?だった。 登る途中雪崩の音を何度か確認した。

004

0041

涸沢までの急な登りは夏道同様であり、ゆっくり登り小屋の分岐でどっちの小屋にするか相談の上、ヒュッテに泊まる事とし左側からヒュッテに到着(小屋の予約はしていなかった)

ヒュッテで宿泊の受付、本館の2段ベット「屏風」の4人部屋を3人で使って下さいと言われニッコリ。寝るまで時間があるので、靴を乾燥室に入れた後、談話室でコ-ヒ-を入れ他のお客と・・明日は奥穂高、北穂高へ行く予定、或いは足が攣って困っている・・等々

昨日の積雪30cmで涸沢から上の登山は、県警の指示により全て禁止との事で足止め、帰宅した人など様々。雪の涸沢から穂高の景色は初めて見るが装備があれば、奥穂高位は登れるかな?と思う・・ でもやっぱり無理かなぁ~!

005_2

外のテント場には30張り位のテントがあるが、寒がりの私は、寒いなぁ-という印象。当然テント受付小屋は雪に埋まっており見当たらず。

夕食は17時30分からで、唯一の楽しみなので時間通りに席につき、贅沢いわずに夕食。衛星電話で徳沢園へ明日の宿泊を予約し、他のお客のいびきも気にならず布団で熟睡。

4月28日(月) 晴天

涸沢ヒュッテ⇒(徒歩)⇒本谷橋⇒(徒歩)⇒横尾⇒(徒歩)⇒徳沢園(泊)

5時前から起き出して外へ出るとザイデングラ-ド、北穂高へ向かう人が準備する人、或いは登っている人を見かける。

006

朝食は6時から食べ、涸沢でのんびりしようとするも、他のお客は上に登る人達、或いは下山する人達も出発し、残りが少なくなってしまったので我々も下山する準備に入る。

007

昨日登ってきた道を下山し始めるも、何度も北穂高、奥穂高を振り返りデジカメのシャッターを押す。涸沢のとっつき辺りで単独登山者が「うちわ」の大きいものを手に持ち下山していて、それに乗って滑るのですか?と尋ねるとそうです。・・と途中わざわざ滑ってくれた。雪道の下山にはおもしろい小道具で楽しそう・・・・

涸沢直下辺りはアイゼンが良く効いて3人とも快調に涸沢のとっつきまで下っていった。しかし下りとは言え膝の負担を考えて30分に一度位は立ち休憩、リュックを降ろして休憩などしてゆっくり下山。

008

涸沢から横尾谷は、近道となる沢上の雪上を歩けたので、早いと思ったが意外に普通?

本谷橋過ぎた辺りの雪上にシートを広げて、入れたてのコ-ヒ-と果物、甘いもの等をほおばりピクニック気分でのんびり休憩をとる。又この時に「山菜おこわ」のパックにお湯を注ぎ昼食の準備(夏秋と違い行程がゆったりなので最高)。

009

横尾には12時前に到着し徳沢までは直ぐなので、又シ-トを広げてゆっくり昼食。お湯を沸かしてスープと前の休憩で準備した「山菜おこわ」、ソーセ-ジ等々。

徳沢園には、14時前に到着すると直ぐ受付して頂いて、20人位泊まれる部屋の相部屋を3人で自由に使って下さい。 ・・と ラッキ-!!

オマケに、連泊待遇にして貰い夕食にワンドリンクサービスもあり、又ラッキ-!!

風呂も直ぐ入れて一番風呂(ニコニコ)。又コーヒ-を外で入れてお茶菓子などで一服。本日入山した大阪の人が一人同室となるも楽々の広さで大の字で寝れる。

夕食は、個室待遇の春野草(ウド、タラの芽、こごみ、ふきのとう等)の天麩羅を戴く。

4月29日(火) 晴天

徳沢園⇒(徒歩)⇒ 上高地  ⇒新島々⇒ 松本⇒ 八王子⇒ 東神奈川⇒川崎

5時頃食堂のスト-ブを主人が点火したので、スト-ブのところでテント場のお客さんの様子を見ていることにした。テント場のお客が、スト-ブで暖をとったり、水を貰いにきたり、出発準備している。

7時の朝食後、大阪の人は蝶が岳に行くと直ぐ出発。我々も家を長く空けたので準備をして帰宅。

011

012

全体に今回の山行は、少しずつ時間をかけて高度を稼ぐゆったり行程であったので疲れもなかった。

| | コメント (3) | トラックバック (0)

2008年4月4~5日 西穂高独標(番外編)

4月4日夜から5日(夜行日帰り)にかけて、オレンジ会メンバーのKIYOさんとICHIさんが、西穂高独標を制覇してきました。

ICHIさんより報告が届きましたので紹介します。

4月5日(土)0時に起床し荷物の積込等を終へ020分に出発、途中若干安くなったガソリンを入れKIYOさん宅に向かい、110分頃到着し荷物の積込、カーナビに目的地の設定をしサァ~出発。

 一般道、中央高速道も混む事無く順調に車を走らせた。まだ空は暗い4時半頃、松本インターを出たコンビニにより朝食等を買い込んだ。ここまで来るとさすがに外は寒い、-1℃であった。

目的地の新穂高に近づくにつれ、沿道には雪が見られる様になって来たが、幸い車道には雪は無かった。予定より2時間程早い、545分に新穂高の駐車場に到着。空は晴れすっかり明るくなっていたが寒さは益々厳しくなり-3℃であった。

ロープウェイは8時半からということで、先程買込んだ朝食をかき込んで2時間程仮眠する事とした。

8時起床、815分頃にロープウェイ乗り場に行ったが、もう既に3040人が並んでいた。(殆どが観光客)ロープウェイを2台乗り継いで、約12分で西穂高口に到着。展望台から見る景色は絶景・最高!

正面に西穂高岳、後ろに笠ヶ岳その左には焼岳等を間近に見る事が出来た。

 

それにしても雪はたっぷり、周りの山々は真っ白だ。早速、登山口に下り雪山登山の準備、帽子、手袋、サングラス、防寒着、両手にストックを持ち910分サァー出発。

西穂高山荘までの道はかなり雪が深かったが、先行組がいてしっかりとトレースが出来ていたのでラッセルは免れた。

歩き出し30分程は比較的勾配もなだらかで軽快な足どりであったが山荘に近づくにつれ、勾配もきつくなり気温は-6℃であったが、汗ばむくらいで体温調節の為、上着は不要となった。

1020分山荘に到着、いよいよ独標に向けての準備だが、準備中KIYOさんが前回の独標登山で知り合った人と偶然に遭遇し、話に花が咲いている間、私は少々腹ごしらえ。

P1010046_2

1110KIYOさんのサブザックに荷物を入れさせてもらい私は空身、足には10本アイセンを付け、両手にバイルとピッケルを持ち準備完了、KIYOさん先導の下出発。雪はサラサラでそれ程深くなく所々岩が見えていたが、アイゼンも良く利き比較的歩き易かった。歩き始めから風が強く、丸山を過ぎた辺りからは風で雪が舞上がりそれが顔に当り痛いくらいであったが、何度か急斜面を登り下りし漸く独標の真下に登り立った。

真下から見上げる独標の頂、物凄い急斜面に見え一瞬「ここで止めようか」と思ったほど。

P1010047_2

実際、ここで引き返す人達もいた。しかし、先程までの物凄い風もここに来て大分収まり先導のKIYOさんも登る気充分、有無も言わさず早々に取り付き始めたので、私も遅れまいと登り始めた。

P1010050_2

今までより岩の露出が多くアイゼンの引っ掛けには充分注意しながら急斜面を登って行くと、やがて5m程の鎖場。

鎖を摑み、アイゼンを効かせながら登って行くと突然前方のKIYOさんが停止、如何したのかと前方を見ると摑み所の無い10m程の急斜面、どうやら此処を見て引き返す人がいた様だ。我々はバイル、ピッケルとアイゼンを使いどうにか登りきると、そこに独標の頂があった。

山頂は23畳程の広さで、2701mの標識が確りと建っていた。

P1010051_2                                  

山頂はあまり風も強くなく、眺めも最高であった。

近くには西穂高、笠ヶ岳、焼岳槍ヶ岳(穂先だけ)、遠くには八ヶ岳、南アルプス、富士山等の山が眺められた。

20分程山頂で楽しんだ後、いよいよ下山。最初の難関はもちろん直前の急斜面、一歩踏み外せば数十メートルは滑落してしまう。此処は緊張を高め、2人共慎重にゆっくりと通過した。

P1010060_3

後は、来た雪道を下っていったが、独標から少し離れると再び物凄い風に見舞われたが雪は締まっていてアイゼンが良く利き、無事1340分、西穂高山荘に到着ここでようやく昼食タイム。持参したお握り弁当を食べ、お腹も満足したところでアイゼンを外し、ピッケルをしまい、14時に西穂高口に向け出発。雪はかなり緩くなっていて、途中何度か膝上まで踏み込んだり、転んだりでようやく155分到着。1515分発のロープウェイに乗り無事に下山した。

P1010064_2

途中、温泉に寄る予定であったが、帰りがかなり遅くなりそうなので今回は真直ぐに帰ることにした。

日帰り独標、かなり疲れたが素晴らしい景色と、満足感に浸れとても有意義な一日であった。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

« 2008年5月 | トップページ | 2008年7月 »